漫画を読んで初めて泣いた「青空エール」という作品をぜひ紹介させてほしい

漫画を読んで泣いた経験ってありますか?

僕は毎月漫画50冊くらい買って読んでるんですが、今まで26年間泣いたことなんかありませんでした。(そもそも最後に泣いた日すら遠い昔で覚えてない)

ですが、先日初めて漫画で泣くという経験しました。あまりに突然のことで泣きながら笑ってしまいました。

もう漫画で泣くことはないと思うので、記念に僕が漫画を読んで初めて泣いた「青空エール」という作品を紹介させてください。

青空エールのあらすじを簡単に紹介

一言でいうと、青春部活少女漫画です。

未経験なのに吹奏楽部の強豪高校に入部した主人公つばさと野球部で甲子園を目指す大介の2人を中心に物語が進んでいきます。

少女漫画と言っても、絵からはあんまり少女漫画の感じがしません。男の僕でも楽しめたので、男女問わない作品だと思います。

僕の中では、恋愛模様はあくまでサブ

いやいや、もちろん恋愛模様も見物なんですよ!

ただ僕が泣いた部分は恋愛全く関係なかったです。

「甲子園行くまで、彼女作んねーから」

大介のセリフですが、正直甘酸っぱさすぎてページ飛ばしちゃいました。笑

見てるこっちが恥ずかしくなってきますよ、こんなの!さっさとくっついて〇〇しろよと。26歳男には眩しすぎて見れませんでした。

挫折に次ぐ挫折、本当に地道に成長していく主人公

この漫画の押しポイントは、こっち。部活動です。読んでて、もどかしいくらい主人公が成長しないんです笑

地道といえば「はじめの一歩」が思い浮かびますが、比較にならないくらいこっちのほうが地道。その地道さがとてもリアルでこの漫画最大の魅力です。

  • 厳しい顧問の先生
  • 部活内の人間関係のごたごた
  • レギュラー争い
  • できる後輩の出現
  • 大会での緊張

部活をやってた人だったら、絶対に経験する要素すべて入ってます。高校時代部活に打ち込んでた自分にとっては共感しかできないです。

このように高校の部活動の様子がとてもリアルに描かれているので、その世界に気づいたら引き込まれていました。

すべての部活漫画の中で一番現実感のある漫画ですね。

水嶋という男がズルすぎる

こいつがズルいんです。何を隠そう、こいつに泣かされました。

水嶋とは、主人公と同期の男。同じトランペット担当で、トランペットがめちゃくちゃうまい。空気を読まず自分の思ったことは何でも言うタイプで、他のメンバーとの衝突も激しいが内に秘めた闘志を持っている男なのである。(あとイケメン)

主人公とも何度も衝突するが、段々と水嶋が主人公を認め最終的にはめちゃめちゃ良い関係性になる。(途中まで水嶋エンドとさえ思った)

泣いた所は最終巻。3年最後の大会の合宿の場面。ネタバレになるのでここまでにしとくが、1巻から読んだ人はここで必ず泣くんじゃないだろうか。(カッサカサだったらすみません。)

1巻から地道に積み上げたものが最終巻で一気に溢れ出てきてしまった。水嶋、お前はズルいよ。

実写映画化もされている。土屋太鳳・竹内涼真主演で評判も良いので、暇があったらぜひ見てみたい。

それでは、このへんで。

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