GLIM SPANKYというバンドを知っているか?
今勢いに乗っている男女2人組の最高のロックバンドだ。
無気力だった僕はふとしたきっかけで聴くことになり、今ではライブに行くほど好きなバンドになっていた。
今回は、そんなGLIM SPANKYのデビュー曲「焦燥」について語っていきたい。
このバンドにのめり込むきっかけとなった曲だ。
目次
GLIM SPANKYとは

プロフィール
60~70年代のロックとブルースを基調にしながらも、新しい時代を感じさせるサウンドを鳴らす、松尾レミ(Vo/Gt)&亀本寛貴(Gt)からなる男女二人組新世代ロックユニット。
ロックバンドとしては珍しい男女2人組。
60~70年代のロック・ブルースに独自の感性と現代的な感覚を取り入れたサウンドは、若者のみでなく「リリー・フランキー」、「みうらじゅん」、「佐野元春」といった錚々たる著名人からも高い支持を受けている。
そんな彼らのライブには幅広い年齢層が訪れる。
2人の野望は「日本語の楽曲で世界に打って出ること」
自分たちの音楽を世界に発信するのに、「日本語で表現してその上で世界に通用するサウンドをつくっていきたい」という熱い思いを持つ。
彼らならホントにできてしまうのではと思う。
メンバー

松尾レミ(まつおレミ、1991年12月7日 – )
ボーカル、ギター、ほとんどの楽曲の作詞・作曲を担当]。長野県出身。
家族や親戚に画家が多くいたため、ずっと絵で表現していきたいと思っていた。しかし音楽にも興味を持つようになり、音楽を生業にすれば自分でアートワークやグッズやファッションを手がけることで絵画と両立させることができると考えるようになった。
元々絵に強い関心があったボーカルの松尾レミさん。
大学も日本大学芸術学部を卒業、音楽活動と芸術活動を両立させている。
なので、グリムスパンキーのツアーグッズは普段使えるようなお洒落なものも多い。
亀本寛貴(かめもとひろき、1990年8月24日 – )
ギター、作曲担当。長野県出身。高校在学中は生徒会長も経験した。
松尾の曲と歌を最大限に活かすギターを心掛けることで、自身のギタースタイルを確立。
ずっとサッカー少年で、初めて購入したCDはSMAPの「世界に一つだけの花」と森山直太朗の「さくら(独唱)」。
高校時代は、生徒会長も経験していた亀本さん。
ライブのMCを聞くと、彼の純粋さ、真面目さが伝わってくる。
焦燥
そしてこのGLIM SPANKYのデビューシングルであり、このバンドを多くの人に知らしめた曲が
この「焦燥」である。
まずはただ聴いてほしい。きっとわかってもらえると思う。
「焦燥」を聴いて感じたことを少し書いていく。
知らないうちにこんなに早く命を 消費している事に気づきもしないや

2秒前の自分でさえ
もう過去のものとなっている
知らないうちにこんなに早く命を
消費している事に気づきもしないや
無気力だった自分に深く突き刺さった。
何もしないうちに、自分が思っているよりもずっと時間が過ぎてしまった。
「このまま命を消費してあなたはいいの?」と言われたように聞こえた。
矛盾を盾にした大人たちは 本当が何か嘘が何かって事を忘れてる

矛盾を盾にした大人たちは
本当が何か嘘が何かって事を忘れてる
苦しい今に慣れた僕らは
真実はどこにもあるって事を知ってる
この歌詞を聞いて、なんだか怖くなった。
ただただ日々を過ごしていると、ふとなんで生きているのかわからなくなってしまう。
本当が何か嘘が何かって事を忘れてしまう。そんな状況に慣れてしまうと、何かにすがりその全てが真実だと思えてくる。
そうならないよう、自分に正直に生きようと強く思った。
見えぬ未来へ投げ捨てる事は 許されないんだ

勝ち抜くまで終わらない今日を
片付くまで変わらぬ景色を
見えぬ未来へ投げ捨てる事は
許されないんだ
先延ばしにするな、明日やろうと思うな。
当たり前のこと。
でもこの曲を通して聞くと、不思議なことに自分の中にスッと腹に落ちてくる。
この曲を初めて聴いたあと、久しぶりに外で全力で走りたくなった。
この曲はそんな人の感情だったり行動を変える力強さに満ち溢れている。
最後にもう一度、ぜひ一度聴いてほしい。